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光が丘公園バードサンクチュアリ

平日作業の2コマ


今週の平日作業日のこと、池の外来生物防除のためワナの回収をして歩いているとふと視界の端を猛スピードで横切る鳥がいました。その鳥を目で追ってみると色は赤茶で大きさはヒヨドリ程度でした。これから南へと渡る前の中継地点としてやってきたツツドリかカッコウでしょうか。

ツツドリやカッコウというとバードサンクチュアリでは、いつもはオナガに追いかけ回されている印象ですが、この日は中の島にいるオナガの群れに突っ込んでオナガたちを挑発しているように見えました。
明日からの開園で止まっている姿は難しいかもしれませんが、飛んでいる姿なら見られるかもしれません。



サンクチュアリ内のススキ・オギ群落を歩いていると、足元に淡い紫色の花がありました。
ここにもあそこにもある!とたどっていくと観察舎付近までありました。

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ナンバンギセル

ナンバンギセルはススキやオギなどのイネ科の植物の根に寄生する植物です。
みなさんに観察してもらえるように観察舎からナンバンギセルまでの間に生えている背の高い草を刈りました。ぜひ探してみてください!見つからなかったら開園スタッフまでお問い合わせくださいね。

(ひらいわ)
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棄てたてのカメは捕りやすい

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都立光が丘公園の池では、10年ほど前にアカミミガメの根絶を達成した。
しかるに、それ以降も年間数頭のアカミミガメが投棄される。すぐに捕まえているので、生息数は限りなくゼロに近い状態を保っている。

今日は日光浴ワナで1頭捕った。
色の薄いアカミミガメだ。幼体のときには色彩変異個体としてけっこうな値段がついていたのかもしれない。

DSCN1358
ぬかりなくカメを待ち受ける日光浴ワナ

このカメには、野外で繁殖したのではなく、投棄されたと考えられる特徴があった。
まず、人慣れしている。

背甲の異常な盛り上がりと、右後肢に付着した水カビのようなモワモワ。

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野生個体では絶対にないとは言わないが、飼育環境が不適切だったのだろうと想像できる。

そもそも、色彩変異個体は飼育下で繁殖させて作出する。
当地ではこのカメの年齢よりも長く、高頻度でワナ掛けや目視観察をしているが、この個体は今日、初めて見つかった。

ちなみに、棄てたてホヤホヤのカメは警戒しないのですぐワナにかかる。

外来種防除実施中の掲示をしている池にカメを持ってくるなんて、逃がすなんていうものではなく、棄てるという言葉がしっくりくる。掛け合わせて作られ、残念な飼育環境で過ごし、ほんとうにかわいそうなカメだ。



ここで触れた棄てガメの特徴についてもう少し知りたい方は、「アカミミガメ防除のすすめ方」(本の紹介記事)をどうぞご覧ください。


(さとう)
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水辺にひっそり、可憐な花

爽やかな晴天日、光が丘公園バードサンクチュアリでの平日作業日でした。
サンクチュアリ内の草地~池際では早くもチガヤがふわふわの穂の状態に。真っ白な穂と若々しい緑が青空の下に映えて美しい光景でした。
ちがや
ふわふわチガヤ


入口池の花
バードサンクチュアリ入口の「生きもののすみか池」は、サンクチュアリ池の水辺景観を間近で観察してもらうために整備した小さな池です。残念ながらここにもアメリカザリガニが生息しているので、捕獲のためのワナを設置しています。そのワナを引き揚げようとしたとき、ふと小さな花が目につきました。
かわぢしゃ
ひっそりと咲く白い花

かわぢしゃ2
カワヂシャです

昨年ご紹介したのですが、サンクチュアリ池内にはカワヂシャが生育しています。ただ、この場所が観察舎からは遠くて見えません。なので、冬の間にカワヂシャが生育している地点の泥を、生きものすみか池に撒いてみたのです。どうやら1株、発芽し育ってくれたようです。
本当に小さい花で、一見すると真っ白に見えるのですが、よーく見てみると淡紫色をしています。ぜひぜひ観察してみてください!
「間近で来園者のみなさんに観察してもらえる機会ができて嬉しいなぁ」と喜んでいると、カワヂシャの奥でフトイをかじるアメリカザリガニの姿…。水辺景観保全のために、一刻も早く生きものすみか池からアメリカザリガニを根絶したいと思いました。

(やぎ)
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開園日にも見られたら嬉しい!サンクチュアリの生きもの

光が丘公園バードサンクチュアリの管理作業は、平日に行っています。
おもな作業内容は、サンクチュアリ池の外来生物防除とサンクチュアリ全体の植生管理です。
この日のおもな作業は、池の中への倒木の処理。そのままにしておくと、池の外来種防除作業の妨げ(作業者が躓くetc)にもなりますし、アメリカザリガニが隠れ家として好みそうな環境にもなってしまいます。
1人でどれくらい進められるか…これくらいは進められるかな、まぁとにかくやるぞ、と考えながらバードサンクチュアリに向かいました。

ウンモンスズメ
朝、そんな私の目に一番に飛び込んできたのは、交尾中のウンモンスズメでした。
うんもんすずめ


実は、4月25日の開園日に、ウンモンスズメが2頭確認されていました。
全く同じ個体かどうかは確証はありませんが、「あの後、雌雄出会えたのか~」と朝からちょっとほっこりしたのでした。

アオイトトンボ
作業地点に向かう途中、湿地のショウブにはアオイトトンボが止まっていました。
昨年も4月下旬から秋頃まで観察を楽しむことが出来たアオイトトンボ。今年はどのくらい見られるか、まだ不明ではありますが、楽しみですね。
昨年はバードサンクチュアリ入口のすみか池でも観察できた日もありましたので、開園日にぜひ探してみてくださいね。
あおいと


ヒバカリ
作業前後写真を撮り忘れてしまったのですが、残念ながら進捗度は20%ぐらい。かなり太い枝をどかすには至りませんでした。また次回以降、時間を見つけて挑みたいと思います。
作業地点の近くに、アライグマ用のセンサーカメラを設置してあるので、データをチェックしようと近づいたところ、カメラをくくりつけてある幹の下に何やら細長いものが…
ひばかり1
にょろ

ヒバカリです。バードサンクチュアリでは、昼間はちょっと暗い、湿ったところに隠れているヘビです。林内作業などでしばしば出会います。オタマジャクシが大好きなヘビとしても有名ですね(?)夕方~夜に出てきて採食するので、そのシーンを見たことは無いのですが。

ひばかり2
近づいても襲ってこない大人しいヘビです


今年も平日作業中に出会ったバードサンクチュアリの自然を、時々ご紹介していきたいと思います。


(やぎ)
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ある日、光が丘公園バードサンクチュアリの湿地にて

光が丘公園バードサンクチュアリでは、現在センサーカメラを用いてアライグマの出現状況をモニタリングしています。また、爪痕、足跡、怪しい食痕がないかどうかの痕跡探しも同時に行っています。
足跡を探しにサンクチュアリ池際~湿地帯を歩いていると、さまざまな生きものに出会います。
サンクチュアリの旬な(?)生きものをご紹介します。

アオダイショウ
朝一でデータチェック&痕跡探しに出発した私を出迎えたのは…湿地で日なたぼっこをするアオダイショウでした。ちょうどこの時間は、日光浴をして体温を上げる、一日の始まりのタイミングなのでした。
あおだいしょう1
突然目の前にいたときはさすがにびっくりしました
あおだいしょう2
まん丸なおめめ

私が湿地に到着してから3分後、体が温まったようで池の方へ消えていきました。

子ガエルたち
サンクチュアリ池の方では、たくさんのヒキガエルのオタマジャクシたちが上陸しました。アライグマの足跡がないか湿地を歩くと、子ガエルがぴょんぴょこ跳ね回ります。踏まないようにするのが難しいです…頑張って避けておくれ。
ヒキオタマ
4月13日はまだオタマジャクシでしたが…
ヒキ上陸
今やたくさんの子ガエルたちが湿地~草地あたりを跳ね回る!

雨の日には、観察舎の中まで子ガエルが歩き回ることもあります。ぜひ雨に負けず、バードサンクチュアリにいらしてくださいね。

トンボ
トンボたちも出始めましたよ。
なんとホソミイトトンボを2頭も確認しました。
ほそみいと

越冬個体かな?バードサンクチュアリではこれまで記録がありませんでした。細くて小さなトンボですが、鮮やかな水色が目を引きます。
ほそーいちいさーいトンボなので、観察舎からだと見つけにくいのですが、湿地~草地あたりをぜひ探して見てください。

本題のアライグマ出現状況ですが、カメラ・痕跡ともに確認できていません。
引き続き、注視していきたいと思います!
もし、公園内で見かけたよ、など情報ありましたらお知らせください。

(やぎ)
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