fc2ブログ
光が丘公園バードサンクチュアリ

冬のフクロウ

2023年3月5日(日)
この冬、サンクチュアリではたまーにフクロウが確認されています。
光が丘公園内では、ときどき越冬しているフクロウが確認されますが、夜行性のためなかなか昼間には見つかりません。
出会えると、とてもうれしい鳥の一つです。

この冬のサンクチュアリでは、ノスリを追いかけて森から出てくるのが2回、林内にいるのが1回確認されました。
後ろ姿はノスリそっくりなので、「ノスリがもう1羽出てきた!」と思って望遠鏡を覗くと、顔が平たくてびっくり。
「ノスリじゃなくてフクロウだった〜」と驚くパターンです。

すぐに森へ戻って見えなくなってしまうフクロウ。
ようやく森の中にいる様子が撮影できた一枚がこちらです。
202303041814190d1.jpg
背中はまったく木と同化しています。
望遠鏡で見えているのに、見えない人が続出!
鳥が動くと「あ!!」と見えるようになります。
(撮影:岸本さん)


この冬複数回見られているということは、彼らが冬を越せるほどネズミやモグラなどの小動物がいるということでもあります。
森や草はら、水辺の手入れにより豊かな生態系があるということを、彼らに認めてもらえるのは、とてもうれしいことです。(ますなが)


このページのトップへ

大人気 いきものしらべ

光が丘公園バードサンクチュアリには、身近な生きものに親しむための取組がいろいろあります。
今日はその中のひとつ、「いきものしらべ」をご紹介します。

キッズプログラム「いきものしらべ」は、当日公園内で見つけた生きものを「よーく観察して」「絵を描く」プログラムです。
スケッチ用紙や色鉛筆は、サンクチュアリでご用意しています。
用紙は、お持ち帰りまたは壁面展示します。
いきものしらべ
画伯がずらり


自分のスケッチが掲示されるのが嬉しいようで、リピーターのこどもたちが多いプログラムです。
参加者が多いため、最近は2週間ほどで壁面に展示されたスケッチが入れ替わってしまいます。
傑作も多いのに見てもらえないのはちょっともったいないなと思うので、ときどき作品をご紹介することにしました。

10月のいきものしらべ
10月のピカイチ!


サンクチュアリに来たオオタカのスケッチですね。
目は黄色、胸のしましま模様、背中のグレー感、尾の横斑・・・とてもよく観察して表現できています。
これを見たスタッフは、あまりの素晴らしさに震えました。
ぜひまた絵を描きに来てほしいです。

いきものしらべコーナーは、その季節に見られる生きものがわかる壁面展示にもなっています。
ぜひご注目ください。
(ますなが)
このページのトップへ

平日作業の2コマ


今週の平日作業日のこと、池の外来生物防除のためワナの回収をして歩いているとふと視界の端を猛スピードで横切る鳥がいました。その鳥を目で追ってみると色は赤茶で大きさはヒヨドリ程度でした。これから南へと渡る前の中継地点としてやってきたツツドリかカッコウでしょうか。

ツツドリやカッコウというとバードサンクチュアリでは、いつもはオナガに追いかけ回されている印象ですが、この日は中の島にいるオナガの群れに突っ込んでオナガたちを挑発しているように見えました。
明日からの開園で止まっている姿は難しいかもしれませんが、飛んでいる姿なら見られるかもしれません。



サンクチュアリ内のススキ・オギ群落を歩いていると、足元に淡い紫色の花がありました。
ここにもあそこにもある!とたどっていくと観察舎付近までありました。

PSX_20210910_134943
ナンバンギセル

ナンバンギセルはススキやオギなどのイネ科の植物の根に寄生する植物です。
みなさんに観察してもらえるように観察舎からナンバンギセルまでの間に生えている背の高い草を刈りました。ぜひ探してみてください!見つからなかったら開園スタッフまでお問い合わせくださいね。

(ひらいわ)
このページのトップへ

棄てたてのカメは捕りやすい

P9030003

都立光が丘公園の池では、10年ほど前にアカミミガメの根絶を達成した。
しかるに、それ以降も年間数頭のアカミミガメが投棄される。すぐに捕まえているので、生息数は限りなくゼロに近い状態を保っている。

今日は日光浴ワナで1頭捕った。
色の薄いアカミミガメだ。幼体のときには色彩変異個体としてけっこうな値段がついていたのかもしれない。

DSCN1358
ぬかりなくカメを待ち受ける日光浴ワナ

このカメには、野外で繁殖したのではなく、投棄されたと考えられる特徴があった。
まず、人慣れしている。

背甲の異常な盛り上がりと、右後肢に付着した水カビのようなモワモワ。

P9030016
P9030011

野生個体では絶対にないとは言わないが、飼育環境が不適切だったのだろうと想像できる。

そもそも、色彩変異個体は飼育下で繁殖させて作出する。
当地ではこのカメの年齢よりも長く、高頻度でワナ掛けや目視観察をしているが、この個体は今日、初めて見つかった。

ちなみに、棄てたてホヤホヤのカメは警戒しないのですぐワナにかかる。

外来種防除実施中の掲示をしている池にカメを持ってくるなんて、逃がすなんていうものではなく、棄てるという言葉がしっくりくる。掛け合わせて作られ、残念な飼育環境で過ごし、ほんとうにかわいそうなカメだ。



ここで触れた棄てガメの特徴についてもう少し知りたい方は、「アカミミガメ防除のすすめ方」(本の紹介記事)をどうぞご覧ください。


(さとう)
このページのトップへ

水辺にひっそり、可憐な花

爽やかな晴天日、光が丘公園バードサンクチュアリでの平日作業日でした。
サンクチュアリ内の草地~池際では早くもチガヤがふわふわの穂の状態に。真っ白な穂と若々しい緑が青空の下に映えて美しい光景でした。
ちがや
ふわふわチガヤ


入口池の花
バードサンクチュアリ入口の「生きもののすみか池」は、サンクチュアリ池の水辺景観を間近で観察してもらうために整備した小さな池です。残念ながらここにもアメリカザリガニが生息しているので、捕獲のためのワナを設置しています。そのワナを引き揚げようとしたとき、ふと小さな花が目につきました。
かわぢしゃ
ひっそりと咲く白い花

かわぢしゃ2
カワヂシャです

昨年ご紹介したのですが、サンクチュアリ池内にはカワヂシャが生育しています。ただ、この場所が観察舎からは遠くて見えません。なので、冬の間にカワヂシャが生育している地点の泥を、生きものすみか池に撒いてみたのです。どうやら1株、発芽し育ってくれたようです。
本当に小さい花で、一見すると真っ白に見えるのですが、よーく見てみると淡紫色をしています。ぜひぜひ観察してみてください!
「間近で来園者のみなさんに観察してもらえる機会ができて嬉しいなぁ」と喜んでいると、カワヂシャの奥でフトイをかじるアメリカザリガニの姿…。水辺景観保全のために、一刻も早く生きものすみか池からアメリカザリガニを根絶したいと思いました。

(やぎ)
このページのトップへ

最近の記事

月別表示

カテゴリー

リンク

ブログ内検索

RSSフィード