光が丘公園バードサンクチュアリの自然環境を豊かにするため、樹林の一画に雑木林を整備しています。
観察舎から見て左方向、池に面している斜面です。
このほど、第一期植栽としてコナラなど15本を植えました。
植栽手順
まず、植え穴を掘ります。
植え穴に腐葉土を入れます。
バードサンクチュアリの丘は造成地なので、土に養分が乏しく、堅く締まっています。腐葉土を入れると根を張りやすくなります。
ちなみに右の赤茶色の土がバードサンクチュアリの丘の土、左が腐葉土。
植栽されたコナラ。
植栽にあたっては15の個人・法人からご寄付をいただきました。
苗の根元に、寄付者名を書いた石を置く予定です。
今後はササ刈りなどをしながら苗の生長を見守っていきます。いずれはカブトムシやゴマダラチョウが棲む雑木林になるでしょう。このブログやバードサンクチュアリ観察舎の掲示を通して経過を報告していきます。
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○使用している苗について
光が丘公園に近い雑木林で入手した種子から育成した苗だけを使っています。
地域性にこだわっているので手に入りにくい種類、発芽しにくい種類があって時間がかかっていますが、第二期植栽の目処がたちましたらサポーター募集のご案内をする予定です。
どうぞお楽しみに!
(さとう)
光が丘公園バードサンクチュアリは、野鳥をはじめ、魚やトンボなどの水辺の生きものにとって大切な場所です。域内の自然はおおむね良好に保全・回復されていますが、外来生物の侵入や植生遷移の進行によって悪化している面もあります。
わたしたちは、この場所に生息しているさまざまな生きもののために、観察舎が閉園している平日に調査や野外作業を実施しています。これらの活動には公園の予算が使われていますが、質・量ともによりよい自然にしていくために、寄付やチャリティーグッズの販売によってさらに活動資金を集めています。
このたび、新作の手ぬぐい『本染め 日本のカエル』がチャリティーグッズの仲間入りをしました!
日本手ぬぐいは水切れがよく、水気をふいたり物を包んだりするのに便利です。渋い色合いのヒキガエルと、緑が鮮やかなアマガエルの2種類。日本橋の老舗手ぬぐい屋さんが、日本の伝統色で染めた逸品です。
開園日にサンクチュアリの販売コーナー『サンクズ』にてお買い求めください。
遠方の方は通信販売でどうぞ。
http://ecoworks.free.makeshop.jp/shopbrand/006/O/page3/brandname/
本染め ひきがえる(海老茶) 1,050円(税込)
本染め あまがえる(海松藍) 1,050円(税込)
ご来場お待ちしております!

ショウブの中のサンカノゴイ
サンクチュアリの環境保全に役立てるために、チャリティーポス
トカードをつくりました。写真はサンクチュアリの馴染みのお客
さん、古屋真さんが撮りおろしてくださったものです。
サンクチュアリの景色の中にとけ込んだ野鳥たち。どれも季節感
溢れる美しい写真です。
カワセミ、サンカノゴイ、ジョウビタキ、アオジ、ホオジロの5
種類を1セットにしました。一口500円のご寄付で、1セット差し上げます。
ご覧になりたい方は、スタッフに声をかけてくださいね。

ヤブマメにとまるホオジロ

ヒメガマにとまるジョウビタキ

魚をねらうカワセミ

ミズキの枝のアオジ