光が丘公園バードサンクチュアリ

サンクチュアリの生い立ち

光が丘地区は、戦前はなだらかな台地に畑や屋敷林が広がっ
ている武蔵野の農村でした。しかし、戦況にともない、やが
てこの地区一帯は米軍に接収されることとなりました。

粘り強い基地返還運動の末、1973年(昭和48年)の米
軍からの返還の後には新たに光が丘と命名され、練馬区議会
による協議と地域住民からの要望の結果、返還地区に緑の大
公園、「光が丘公園」が建設されたのです。

そして、その中に、身近に自然とふれあえる場所としてサンク
チュアリが計画されました。計画には自然環境の専門家が携わ
り、さまざまな鳥類の誘致可能性を検討して池や樹林が造成さ
れました。1985年(昭和60年)にバードサンクチュアリとし
て開園し、一角にある観察舎は、野鳥観察に訪れる市民で賑わ
うようになりました。

※サンクチュアリ(Sanctuary)・・・英語で“聖域”や“教会”を
指す言葉で、野生生物にとっての避難所、保護区域という意味
でも使われています。

参考文献:加藤竜吾(2004)都立光丘高等学校公開講座
「光が丘学」改訂新版.東京都立光丘高等学校.
http://www.h2.dion.ne.jp/~ryugo/hikarigaoka-gaku.htm


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現在のサンクチュアリ

kannsatu


現在のバードサンクチュアリは面積2.4haの保全区域。人間が
入れるのは一角にある観察舎に限られています。観察舎は土・
日曜日と祝日に公開されて、備え付けの望遠鏡でバードウォッ
チングを楽しむことができます。渡り鳥の中継地、繁殖や越冬
の場としても利用され、年間約60種の鳥類が確認されています。

小さな緑地ですが、自然環境が失われた都会では、野生の生き
ものに貴重なすみかを提供したり、訪れる方にとっても自然と
楽しくふれ合える、かけがえのない場所になっています。
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