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光が丘公園バードサンクチュアリ

春うらら

2021年 4月11日(日)晴れ
春の日差しがあたたかな光が丘公園バードサンクチュアリでした。
この陽気に誘われたのかたくさんの来園者が訪れ、特に午後の時間帯はお客様で大にぎわいでした。
フジの花
フジの花(撮影:古屋真さん)

いつもの春よりも随分早く、フジの花が咲きました。サンクチュアリ内では高い木にからまっているフジが見られます。

テングチョウ
テングチョウ(撮影:斉藤豊広さん)

あたたかさに誘われたのはチョウも同じで、今日はたくさんのチョウが飛んでいました。
虫かごに入れて、「これはなんというチョウですか?」とサンクチュアリに見せに来てくださるお客様もいて、スタッフも春を感じることが出来ました。

飾り立てるサギ
サギたちは、繁殖期になると飾り羽や婚姻色で美しく変身します。
ダイサギ飛翔
飛翔するダイサギ
(撮影:古屋真さん)

今日サンクチュアリで見られたダイサギは、目先の色が青緑色に変化&足のつけ根がピンク色に!(いつもは黄色です)
ダイサギ
正面顔のダイサギ
(撮影:岡井孝さん)

そして、腰のあたりには飾り羽がヒラヒラしています。
冬期減水していた池に水を戻し、現在は透明度が半端ないサンクチュアリ池では水中がよく見えるのか、小魚(たぶんモツゴ)をパクパクと食べていました。

繁殖期
4月になってから1羽しかいなかったカイツブリですが、今日は2羽になっていました!
相方が来てくれたんですね。また今年も子育てしてくれるとうれしいな。期待が高まるスタッフでした。
2羽のカイツブリ
連れ立って泳ぐカイツブリ
(撮影:岡井孝さん)


そしてこちらは、公園内の別の場所で撮影された決定的瞬間です。
ニホントカゲ
ニホントカゲのけんか
(撮影:斉藤豊広さん)

オス同士が噛み付いてけんかしているところでした。顔が赤いのは交尾期のこの時期だけです。
どちらもメスに出会えますように。

美しい蛾
「子どもの体に登ってきちゃった。どうしたらいいですか〜?」と連れてこられたのは、こちら。
オオミズアオ
欠損のないきれいなオオミズアオ

想像するに、羽化したけれど羽が乾ききらないうちに枝から落ちちゃって高いところへ登りたかったオオミズアオ、ではないでしょうか。
まだ羽が伸びきっておらず飛べない様子だったので、一時保護して閉園後に林内へ放しました。

今日確認された鳥:オカヨシガモ、ツバメ、イカルなど 21+1種(ますなが)


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ダイサギと石垣

2021年4月10日(土)晴れ
昨日の肌寒さとは打って変わって、春らしく暖かな一日。
小鳥たちの鳴き声響く、光が丘公園バードサンクチュアリです。

イカル
すすき原っぱで目撃されたイカルたち。
先週に引き続き、公園内を群れで移動していました。
(撮影:齋藤豊広さん)


舞い飛ぶ
本日注目を集めたのは、白い体色が新緑に映える、ダイサギ。
池を東へ西へ、ゆったりと移動しながら、小魚などを捕っていました。

ちなみに、バードサンクチュアリでは足環のついたダイサギがしばしば目撃されていますが、今日のダイサギは別個体でした。

ダイサギとアオサギ
アオサギ(下)とケンカをする光景も。
大きな鳥同士のバトル(?)は、ダイナミック!
(撮影:岡井孝さん)

チュウサギ
同じくサギ繋がりで、こちらは上空を行くチュウサギの群れ。
どこへ行くのかな。
(撮影:齋藤豊広さん)

先月末に(今シーズン)初確認されたツバメも、本格的にサンクチュアリを訪れ始めました。
池の上をビュンビュンと飛び回り、羽虫などを捕まえています。

ツバメ
小さな体に大きな翼を持つ、ツバメ。
海を越える渡り鳥の風格!(※個人の感想です)
(撮影:岡井孝さん)

ちなみに、ツバメや他の小鳥たちが泥や水際を利用できるように、平日の作業で「泥島」の整備を行いました。

泥島
観察舎から見て右手に見える、この半島が「泥島」です。
今朝はさっそく、キセキレイが訪れていましたよ。


独身水族
池に浮かぶ鳥へ目を向けると、カルガモは(例年通り)数を減らして6羽が滞在。
オカヨシガモも1つがいに減りました。
オカヨシガモは近々、北海道以北の繁殖地へと渡って行くと思われます。

昨年この池で繁殖していた鳥といえば、カイツブリとバンですが……

カイツブリ
カイツブリ「1羽です」
(撮影:岡井孝さん)

バン
バン「1羽ですってば」
(撮影:岡井孝さん)

うーん、つがい相手の登場に期待したいところです!

石垣をのぞいてみよう
ところで、観察舎へ向かう階段やスロープの脇には、小さな石垣があります。

石垣
オタマジャクシで注目を集める、小さな池(すみか池)の隣。
今日はこの石垣に注目!

春~夏にかけて、日当たりの良い時間帯には、石の上で体を温める爬虫類の姿を見ることができます。

ニホントカゲ
今日はいないかな……と思ったら、石垣の隙間に!
ニホントカゲ「人間こわい……」

ニホンカナヘビ
こちらは、石垣近くの草の上。
日向ぼっこしているニホンカナヘビを発見!

光が丘公園で小さなトカゲを見つけたら、体表(ウロコ)に注目してみてください。
つやつやと金属のように光っていたらニホントカゲ、砂や岩のような雰囲気だったらニホンカナヘビの可能性が高いです。
(尻尾が青かったら、ニホントカゲの幼体かメスなので分かりやすいですよ)

観察舎にお越しの際は、ゆっくり石垣を眺めながらのトカゲ探し、オススメです。

ニホントカゲたち
運が良ければ、大小のニホントカゲを見られるかも?
(これは先週の写真)




今日確認された鳥:オカヨシガモ、カルガモ、コゲラ、エナガなど 21種 (さくら)




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カモと小鳥と爬虫類

2021年4月4日(日)曇りときどき雨
午前中は晴れて少し汗ばむ陽気でしたが、午後からは曇り、時々雨がぱらつきました。
カモ類が一日を通して見られ、人出はまばらでした。

カモ
今日もカモ類が20羽ほどやって来ていました。
池の中で逆立ちをしている姿がよく見られ、「あれは何をしているの?(そもそもあれは何?)」と疑問の声が連発しました。
水面にお尻を出して、逆立ちでもぞもぞと動いているときは、池の浅いところにある植物や藻類を食べています。
愛嬌のあるポーズですね。

さて、ここでクイズです!

オカヨシガモのお尻(古屋)
おしり① これは誰でしょう?
(撮影:古屋真さん)

カルガモのお尻(古屋)
おしり②
(撮影:古屋真さん)


オカヨシガモとカルガモ(古屋)
①はオカヨシガモ!(左:オス、中心:メス)
②はカルガモ(右)でした。
(撮影:古屋真さん)



クヌギの木にて
観察舎右方向にあるクヌギの木には、雄花がフサフサと生えていて、遠目から見ると若干オレンジがかって見えます。
今日は小鳥たちが雄花を食べにやってきていました

20210404クヌギを食べるイカル岡井孝さん 2
イカル
(撮影:岡井孝さん)


ここ数週間、群れで確認されているイカル。サンクチュアリには30羽ほどの群れでやってきて、良い声でさえずっていました。

20210404エナガ斉藤豊広さん
エナガ
(撮影:齋藤豊広さん)


「チチチ…」と鳴くエナガもやって来ました。


ちょろちょろ
サンクチュアリ入り口の階段脇にある石垣を、晴れた日の午前中に覗くと、ニホントカゲやニホンカナヘビが日光浴をしている姿を見ることができます。
今日もあちこちでトカゲたちが体を温めていました。

20210404ニホントカゲ
ニホントカゲのこども

ニホントカゲのこどもは尾が青く、背面に縞模様があります。
成長すると尾の青色と縞模様が消え、茶色っぽいトカゲになります。
今日は、口の周りが赤い成体も見られました。繁殖期のオスの特徴です。

20210404ニホンカナヘビ
ニホンカナヘビ

スロープ横の落ち葉の上をニホンカナヘビが素早く横切っていきました。

泳ぐアオダイショウ(古屋)
アオダイショウ
(撮影:古屋真さん)

サンクチュアリ池ではアオダイショウが泳いでいました。



今日確認された鳥:カイツブリ、ツバメ、アオジなど16+外来種1種(さいとう)
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春の黄色

2021年4月3日(土)晴れ
好天に恵まれて、年度初めの開園を迎えた光が丘公園バードサンクチュアリ。
昨年のこの時期は臨時休園中だったので、2年ぶりの4月の開園です。
暖かい日差しの中、吹き抜ける風が心地よい、過ごしやすい一日となりました。

シロハラ
ロシアや中国で繁殖するシロハラ。
例年通りなら、今月で見納めです。
次に会うのは11月頃かも……?
(撮影:岡井孝さん)


水鳥が往く
冬鳥が次第に姿を消し、鳥の種数としては寂しくなっていく季節。
マヒワやイカルの群れが現れる時間帯もありましたが、アオサギ、バン、カモ類、カイツブリ――と、目立つのは「水鳥!」な一日でした。

オタマジャクシを食らうバン
赤いおでこが特徴的なバン。
何を食べているか分かりますか?
そう……すくすくと成長中の、オタマジャクシです!
(撮影:古屋真さん)

オカヨシガモ
先月から確認されているオカヨシガモ(左:メス、右:オス)。
サンクチュアリ池を気に入ってくれたのでしょうか?
本日はオス3羽、メス4羽を確認しました。
(撮影:古屋真さん)


むしむし
公園内ではキムネクマバチやアシブトハナアブが飛び交い、昆虫の顔ぶれもすっかり春らしくなりました。

アシブトハナアブ
石の上で一休みするアシブトハナアブ。
カラーリングのせいでハチと間違えられることも。

ビロウドツリアブ
アブの中でも独特の姿をした、ビロウドツリアブ。
突き出た長ーい口吻で、花のミツを吸います。
(撮影:齋藤豊広さん)

シオカラトンボ
シオカラトンボ、例年より2週間ほど早く登場です!
(撮影:齋藤豊広さん)


観察舎の黄色い花
観察舎入口のスロープ付近では、さまざまな春の野花が咲いています。
本日ご紹介するのは、キク科の黄色い花たち。

カントウタンポポ
ご存知、タンポポ(カントウタンポポ)。
よーく見ると、マクドナルドの「M」に似た形のもの(おしべ)がたくさんあります。
葉っぱはギザギザしていますよ。

オオジシバリ
オオジシバリ。
花の大きさはタンポポと同じくらい。
ヘラのような楕円型の葉っぱが特徴です。

オニタビラコ
オニタビラコ。
長い茎の先に、小さな花をたくさん咲かせます。

ノゲシ
ノゲシ。
この中では、最も背丈が大きな植物です。

写真で花だけ見るとよく似ていますが、見分けるポイントは、主に葉っぱの付き方や形です。
実際に見てみると、花の大きさも違いますので、ぜひ探してみてくださいね。




今日確認された鳥:アオサギ、オオタカ、ツグミ、イカルなど 22種 (さくら)



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イベントで出会った生きものたち

3月20日(土・祝)に開催した「草はらの日」と「育てよう練馬の里山 クワガタを育む雑木林」の作業中に様々な生きものを見つけました。
中にはじっくり目を凝らさないとなかなか気づけないような生きものもいたので、こちらの記事にてじっくりご紹介したいと思います。
あれもこれも書きたくて、すっかり長い記事になってしまいましたが、よろしければお付き合いください。

まずはこちら。
オオカマキリ卵嚢_高橋さん
すすき原っぱではすっかりおなじみ、オオカマキリの卵です!
(撮影:高橋嘉明さん)

オオカマキリの卵嚢はススキなどの茎や木の枝先に産み付けられます。
このオオカマキリの卵を観察していたところ、草はらの日参加者の方が、卵の下にも何かついていることに気づきました。
よーく見てみると……
コミミズク幼虫_
おわかりいただけるだろうか……
(撮影:高橋嘉明さん)

なんだか平べったいものが張り付いていますよね?これはコミミズクです。コミミズクと言っても、フクロウの仲間のコミミズクではなく、ヨコバイの仲間(もっとざっくりいうとカメムシの仲間です)のコミミズクで、今回見つけたのは幼虫です(幼虫の姿で越冬します)。
成虫はこんな姿です。
コミミズク160429
2016年4月撮影

成虫も幼虫も小さいうえに樹皮にそっくりなので、見つけられるとなんだか嬉しくなりますね!ちなみにヨコバイの仲間はジャンプが得意なので、観察したいときは驚かさないようにそっと近づくのが良いでしょう。

続いてはこちら。
草はら_トカゲ_柴田さん
冬眠中のニホントカゲ
(撮影:柴田絵里さん)

ヒキガエル_茂木さん
冬眠中のヒキガエル
(撮影:茂木大樹さん)

どちらもササ刈りや落ち葉かき中にふかふかの落ち葉の下で発見しました。起こしちゃってごめんね!
イベントのあった日はまだ彼らが活動するには寒かったので、そっと落ち葉を元通りに戻しておきました。

お次はこちら。
クワガタ幼虫_茂木さん
朽木の隙間に幼虫を発見!
(撮影:茂木大樹さん)

クワガタ類の幼虫を発見しました。この朽木は以前使っていた杭が雑木林内に抜け落ちて朽ちていたので、丸太積みなどと一緒に置いていたのですが、もう既に利用している生きものがいたとは!夏になって立派な成虫になった姿にまた出会いたいですね。
【“イベントで出会った生きものたち”の続きを読む】
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