天気予報ではこの先一週間涼しくなるとのことでしたが、今日は昨日の涼しさはどこへやら、いつもの夏の暑さでした。
この気温では流石に鳥たちも辛いのか、カラスもサンク右側の小池に降りて水を飲んでいました。
本日のカワセミ(若鳥)。暑さのせいか、妙に細いです。
今日の樹液は……
8月に入って、樹液レストランも大繁盛です。望遠鏡で見えてる範囲以外にも、幹の周りの葉にも実はけっこうカブトムシがくっついています。
しかしいつもアカボシゴマダラが数匹いるのが困りものです(東京のアカボシゴマダラは外来種です)。
でもサンクに来ていた子供たちが、コムラサキを捕まえていたので他のチョウたちもどこかにはいるようです。
カブトムシの動きを見ているだけで楽しいですよ
(撮影・古屋真さん)
トンボもいっぱい
サンクチュアリには沢山のトンボがいますが、ウスバキトンボ……と言うほど黄色くはないけれど、アキアカネ……と言うほど赤くもないトンボがいると思ったら、ショウジョウトンボのメスだそうです。全身真っ赤なオスは目立ちますが、メスは地味なのですね。
そして今日みなさんの注目を集めたのは、キイトトンボというイトトンボの仲間です。黄色と緑色がとても綺麗なトンボです。
身体がとても細いので、枯れかけのフトイにとまっているとまったく気づきません。
本当に黄色い糸のようなトンボです。
(撮影・古屋真さん)
今日の鳥たち
さて、虫だけでなく鳥もちゃんと来ています。
昨日オオタカに頭上を通過されてから何処かに逃げ込んでしまったカイツブリですが、今日はちゃんと姿を現してくれました。
あれでサンクチュアリが嫌になってしまわないでよかったです。ここのところ毎週見られているので、これから秋・冬までこの個体がサンクに居着くのでしょうか?
サンクチュアリに常駐してくれる気になったのかな?
(撮影・古屋真さん)
そしてまたゴイサギ幼鳥もやってきました。先日はとても綺麗な成鳥と一緒だったのですが、今日は一羽でのご来園。
アオサギもそうでしたが、日中日差しがあるうちはなかなか池の真ん中に出てきません。
水の中に半分つかって移動する鳥とはいえ、やっぱり真夏の炎天下は辛いようです。
このゴイサギもしばらく木陰にとまっていましたが、しばらくすると飛び去ってしまいました。
日陰で休みますよ。
今日確認された鳥:ゴイサギ、カワセミ、カルガモ、メジロなど11種(おがわら)