光が丘公園バードサンクチュアリ

第11回 光が丘昆虫塾

2012年12月16日(日)快晴

第11回『冬を越す昆虫』

今日のテーマは「冬を越す昆虫」です。少し風がありますが、よく晴れて暖かい一日でした。今回も、いつもは入れない原っぱに入って、昆虫を探しました。しばらく探していると、オオカマキリの卵鞘やクビキリギスというバッタを見つけてくれました。クビキリギスはこのまま春まで過ごします。
オオカマキリの卵鞘
オオカマキリの卵鞘

クビキリギス
口が赤いクビキリギス

今日は24名ご参加いただきました。ありがとうございます。子供たちと一緒に、お父さんやお母さん、おじいちゃんも楽しそうに探しました。
参加者
解説に集まった参加者の皆さん

原っぱの一角には、桑の木があります。桑は、絹(シルク)をつくるカイコが食べる木として知られています。そのカイコは中国でクワゴという野生種を改良して作られた品種ですが、このカイコの元になったクワゴは日本にもいて、やはり桑を食べます。冬になると繭を作って中で蛹になります。その繭は、木から離れない様に糸で固定しているので、葉が落ちる冬になると、それだけ落ちずに残っています。
クワゴの繭
これがちょっと小さいクワゴの繭です

今度は幼虫で冬を越しているチョウを探しましょう。園内によく見られる樹のエノキの根元には、葉が落ちる前に降りてきた幼虫が葉の裏で冬を越しています。探してみると、今年は沢山見つかりました。これは、ゴマダラチョウという種類です。お母さんたちは、ちょっと怪訝な顔をしていますが…そこで、顕微鏡で顔を見てもらいました。意外に可愛らしい顔をしているので…ポケモンに出てきそう…とニッコリ。
ゴマダラチョウの幼虫
ゴマダラチョウの越冬幼虫

検鏡
うわ〜かわいい

越冬幼虫の顔
越冬幼虫…こんな顔

『太陽の広場』休憩所に着くと、柱の上の方にテントウムシが集まっていました。陽の当たる白い壁にも数匹止まっていました。テントウムシは、こうして集まり成虫で冬を越します。
テントウムシ
集まったテントウムシ

森に行きたいという子供のリクエストに応え、明るい林内へ進みました。枯れ葉の積もるふかふかの林床を行くと、ひらひらと飛ぶものが…これが冬尺蛾(フユシャクガ)です。他のチョウやガと違い、寒い冬に羽化して林内を飛び回ります。メスは羽が退化して飛べないので、飛んでいるのはメスを探すオスだけです。
クロスジフユエダシャク
冬尺蛾の一種クロスジフユエダシャク

次回、第12回は来春3月24日(日)『早春の昆虫』です。
お楽しみに…。

(いとう)
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