朝から観察舎に赤や黄色など鮮やかな色に紅葉した、たくさんの葉が落ちるようになりました。風が吹くたびヒラリと落ちて行く姿に、鳥が飛んだのかと時々見間違えてしまいます。「スタッフだけでは追いつかない~」と落葉掃きに泣きそうになっていると、優しい3名のお客様が手伝ってくださいました。
スタッフ入れて4名で落葉掃き。
ありがとうございます!
抹茶色したハト
サンクチュアリではキジバトや外来種のドバトなどの一般的なハトを見ることができるのですが、今日は珍しく抹茶色したハトが1羽きました!海水を飲むことで有名な「アオバト」です。昨日の雨と今日の風で飛んできたのでしょうか?サンクチュアリに生えているムクノキの実をパクパク食べて森の中に消えてしまいました。
さて、問題!この中にアオバトがいます。
(撮影・岡井孝さん)
見つけられたでしょうか?
「アオバト」
(撮影・岡井孝さん)
赤いのと白いのと…
最近、鳥の世界ではサンクチュアリの中にある「ポンプ池」が有名な観光地になっているようです。過去にカルガモやアトリ、シジュウカラやジョウビタキなど様々な鳥が水浴びに訪れています。今日はシロハラ、アカハラ、マミチャジナイの3種類のツグミの仲間が水浴びに来ました。
シロハラ
(撮影・斉藤豊広さん)
アカハラ
(撮影・岡井孝さん)
マミチャジナイ
(撮影・斉藤豊広さん)
2羽のアイドル
サンクチュアリには「ヒッヒッ」とほどよく鳴く個体と、近くにいるのに声が小さい個体の2羽のジョウビタキのメスがいます。オスが最初に来た後メスに追い出され、サンクチュアリは毎年メスの縄張りになります。今年はこのまま2羽のメスがそれぞれ縄張りをつくるのでしょうか。
声が小さいほうのジョウビタキのメス
(撮影・さいとうさん)
ビフォアー、アフター
開園準備中、観察窓の壁でテントウムシが脱皮をしていました。最初はぼんやりした色でしたが、2時間も経つと黒と黄色の立派なテントウムシに変身していました。このテントウムシは冷たい風の当たらない場所で、他の仲間とともに集団で越冬します。
ビフォアー
アフター
今日確認された鳥:アオサギ(7羽)、カワセミ、モズ等 20種(つちや)
観賞池ではオナガガモも確認