暖かくなりました。木々のつぼみも春の暖かい日差しで目覚め始めてきました。オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ミチタネツケバナ…春の花も様々な種類が咲いています。
小さな花が可憐なキュウリグサ
(撮影・斎藤豊広さん)
今日のポンプ池
最近、知名度が高くなったポンプで池の水をくみ上げてできている水たまり、通称「ポンプ池」では今日も小鳥たちがひっきりなしに訪れました。午前中はシメの大群がポンプ池で水を飲みにきていました。ポンプ池では珍しいカエルの姿もありました。
シメ軍団が去ったあとには常連のキジバトの姿
(撮影・斎藤豊広さん)
ポンプ池では珍しいヒキガエルの姿
(撮影・斎藤豊広さん)
続・カワセミストーリー
前回2月6日にオスメスのカワセミが出現し、どうにも進展しないまま時が過ぎました。しかし今日の朝、サンクチュアリに来たスタッフはびっくり!!カワセミが3羽いたのです。しばらく三角関係が続き、いつの間にか池には2羽のカワセミになっていました。カワセミは土の壁にくちばしで穴を掘り巣を作りますが本日そのような姿も確認できました。
カワセミの営巣の様子をのぞきたい気持ちはみんな同じです。しかし、鳥側からすると人の視線や大きな声がストレスとなり、営巣を放棄してしまうこともあります。サンクチュアリは生きものの避難場所です。カワセミの営巣を妨げないよう、しばらくの間観察窓の一部を封鎖しています。そのため使用できる窓が少なく、ご不便をおかけしますがご理解とご協力をお願いいたします。
カワセミ第二世誕生を願いたい
(撮影・伊勢原さん)
水辺のいろいろ
サンクチュアリにはまだコガモが10羽ほどいます。水中に頭をつっこみ何かをモグモグ。アオサギはアメリカザリガニを捕まえてぺろりと丸のみ。バンは水辺を捜索して口をパクパク。池の中で生活している魚や植物の姿はなかなか観察舎からは見えません。しかし生き物はちゃんと自分の食べるべき何かを見つけて食べています。
コガモさん何を食べているのですか?
(撮影・岡井孝さん)
「モグモグ…あれ?何食べたんだっけ?」
(撮影・岡井孝さん)
「外来種は食べて駆除!」
(撮影・岡井孝さん)
何食べているのかな?
食べるのに夢中なバンはお尻からのアングル
(撮影・岡井孝さん)
今日確認された鳥:カワウ、ダイサギ、モズ等20種(つちや)