今日は雲1つない快晴で、強い北風の典型的な冬の天気でした。
強風の影響か、サンクチュアリの1本の木に折れた枝がかかっていたので、光が丘公園サービスセンターの方々に枝を取っていただきました。

真っ青の空

竿のような道具を使って枝取り
この鳥はなんの鳥?
いきなりですがクイズです!このシルエットは誰でしょうか?
特徴はくちばしが太く短い点です。この冬は毎回10羽以上の群れで見られる冬鳥です。

正解はアトリです。もうお馴染みになってきたでしょうか?
このくちばしで、硬い実や種を割って食べます。

(撮影:齋藤豊広さん)
群れの1羽が観察窓前の地面にやってきました。渡ってきた当初は、木についている実を探して、木から木へ移動していました。しかし木の実が食べ尽くされたため、地面に落ちている実や種を探しているようです。

強風の合間に
強風では多くの鳥が飛ばされてしまうので、移動を控えます。そのため、いつもより鳥は見られませんでした。
ときおり風がおさまり、その間にオナガの群れが水浴びにきました。ここぞとばかりに、次々と浅瀬に入っていました。

すごい水しぶき
ノスリの出現とともに
オナガが水浴びしていると、突如群れの全羽が「ギューイギュイギュイ」と鳴きながら、森の中を飛び回り始めました。ノスリが現れたので、警戒し始めたのです。しばらく、警戒を続けていたのですが、ノスリは頑として動かず、オナガはどこかに去っていきました。

威風堂々!
(頭が隠れてしまってますが)
知りたい!冬鳥のひみつ
来園したみなさまから、「アトリは冬鳥?」「どこから渡ってくるの?」といった質問をよく受けます。季節によって見られる鳥が違うと、やはり不思議に思われますよね?
そのひみつを知るには現在の企画展示「それでも鳥が渡る理由。~冬鳥のひみつ~」で、楽しく、分かりやすく学ぶことができます。企画展は3/4まで開催してます!

パズルを合わせて渡り鳥について学べます!
今日確認された鳥:コガモ、カワウ、セグロセキレイ等24種(ひろなか)